まもなく茹で上がります
当店では、埼玉県の地粉で幻の小麦と呼ばれる
「農林61号」を使用しています。
埼玉県では、古く江戸時代から小麦・大麦の栽培が発展し、武蔵野うどんなどの郷土料理でも知られる「うどんどころ」として知られていました。中でも比企郡を中心とした丘陵部では、畑地や二毛作の水田裏作に「農林61号」という品種の栽培が盛んで、その独特のふっくらとしてもっちりした食感と香り、風味の良さは、うどんや饅頭に最適で非常に重宝されていました。
近年ではより安価で供給が安定している新品種や外国産小麦に押され希少品種となっていた農林61号ですが、うどんブームや地方創生事業の後押しもあり、次第に生産量も安定してきました。
当店では開業にあたり、ぜひみなさまにこの土地の美味しい水とおいしい小麦粉で打ったうどんを召し上がっていただきたいという想いから、毎日一生懸命、打ち立て茹でたてのおうどんをお作りしております。
秩父の山間から一級水系の荒川の清流が流れ、名水の街としても知られる自然豊かな街「寄居町」は、キャンプや川遊びで人気の長瀞町にもほど近く、長瀞渓流や秩父鉄道をめぐるドライブやツーリングの立ち寄り地としても賑わいを見せています。
彩甲斐街道(国道140号線)沿いに位置する当店は、のどかで緑豊かなロードサイドのロケーションに広い駐車場を完備、サイクルラックも設置し、旅の行き帰りのお食事や休憩に最適です。また、秩父鉄道「波久礼駅」徒歩1分と、鉄道観光のお立ち寄りにも便利です。
木のぬくもりを活かした広い店内ではテーブル席のほかお座敷もご用意。お一人様からご家族連れまで、自慢の武蔵野うどんと地場の季節の天ぷらをお楽しみください。